そんなに道具がなくても冬キャンプは出来る

はるちゃこパパ

2018年11月10日 00:19

こんばんは
キャンプに行く体力がなくて
色々たまってます
はるちゃこパパです(´∀`)

キャンプのベストシーズンは冬
皆様もさぞ冬キャンプを
楽しまれていることでしょう

澄んだ空気や夜景
満点の星空
静まり返った静寂の世界
焚き火やストーブの炎の暖かさ
虫のいない快適なキャンプ
暖かさの対策さえすれば
魅力でいっぱいです

一方で
冬キャンプに憧れているのに
道具を揃えるコストで躊躇されている
そんな方も多いと思います

薪ストとか灯油ストーブとか
ホカペとか電源とか
そういう記事はたくさん見ますが
ぶっちゃけ最低限これだけあれば
冬キャンプ楽しめるってどのライン?!
実体験の気温を元にお話しさせていただきます

スタイルによるのですけど
マイナス5℃くらいの環境下なら
実はたいそうな暖房器具はなくてもいけます
焚き火や燃料式ランタンがあれば十分です

大事なのはまず服装
起きている時も寝る時も基本同じ服装です

- ヒートテック系長袖Tシャツ
- 同タイツ
- 貼るカイロ
- スウェット上下
- 内側起毛ズボン
- 厚手の靴下
- ダウンジャケット
- 登山用アウター
- 毛糸の帽子
- ネックウォーマー

ほぼ全てリーズナブルな無名ブランド
たいそうな高い装備はいりません
ユニクロやシマムラで大丈夫

ここでのポイントは
重ね着と
カイロとネックウォーマー

首回りの隙間をネックウォーマーで閉じる
これだけで暖かさが段違いです(*´-`)

カイロ
前回のソロキャンプで実感しました
上記の服装をしっかりすれば
ぶっちゃけ貼るカイロの枚数調整だけで
マイナス5度程度までなら
3シーズンのシュラフでも普通に寝られます

貼る場所は
両肩、腹(ヘソの下あたり)、腰、両膝裏の
6箇所がおススメ
スウェットの内側か
シャツ・タイツに体に直接接しないよう
貼ると良いでしょう

某キャンプアニメでは正中線だけと言ってましたが
寝る時1番冷えるのは足元と肩口です
両肩と膝裏はマストですね

繰り返しますが
シュラフに潜り込んでも
冬のキャンプで寝付けない原因は
足元の冷えと肩口の冷えです
肩ではなく脇の方がいい説もありますが
肩口と足元さえ底冷えしなければ
体全体温まります

これでも寒くて心配な時は
足先に2枚、脇の下に2枚追加

カイロは30枚500-600円くらいのものです

そして

テントはこんな感じ
- グランドシート(ユタカ厚手ブルーシート)
- テント
- 銀マット(コタツ下敷き用二畳980円)
- デー●ーオリジナルEVAっぽいマット2000円強
- Ama●onで2000円くらいのwhiteseekマミー型シュラフ
- ホムセンフリース毛布980円(できれば2枚)

ほとんどは春夏秋と同じですね
フリース毛布が増えたくらい

地面の冷気を遮断するのは1番大切です
もちろんサーマレストなど
高いものがあると最高なのでしょうけど
寝心地も考えると銀マット数枚重ねた方が
柔らかく暖かく快適です
積載は大きくなりますのでお好みで

フリース毛布はホームセンターで
千円以内で買える
コンパクトになるものがおススメ
シュラフの中に入れやすいです
1枚はシュラフ内
1枚はシュラフの上からかけると良いです
上からかけて空間を増やすだけでも
かなりの保温効果です
とにかく空気の層を増やすことを意識しましょう

これだけでも零下にならないと
暑くて寝ている間に
出てしまうこともあるくらいです

もちろん積載を考えると
シュラフは高いものの方がいいに決まってますけど
冬山登山したいとか
バイクで積載が無理などの事情がない限りは
他を減らしてでも積載できるだけ積みましょう

個人的主観では
マイナス5〜10℃くらいまでなら
薄着で寝られるほど高性能なシュラフより
むしろ服をしっかり着て寝る方がいいと信じてます
(高いの買えない強がり)
夜中や明け方トイレに目覚めた時
着込んでいればそのまま行けますからね!

そして
安価なもう1つの対策は何と言っても
湯たんぽ!
トタン製で火にそのままかけられる
1.5リットル以上のものがベスト
足元に入れたり置くだけでオケ
1500円程度のコストで朝まで暖かいです

そして気になるテント
冬キャンプに適したテントとは?

結論としては
冬キャンプに適したテントなどありません
いくらコットンでも所詮は布一枚
寒いもんは寒い

ストーブインをしたい
暖かくて快適だし
カッコいいから!

でも寝る時は消します
必ず消しましょう

そうするとテントなんてものは
雨風避けくらいの効果しかありません
風がない日なら焚き火だけで
外で温まってもマイナス10度くらいまでなら
服装次第でいくらでも乗り切れます

むしろ冬の焚き火の方が気分がでます

ストーブインにこだわらないなら
テントは人数に対して出来るだけ狭い方がいいです
寝てる時1番暖かいのはぶっちゃけ人です
空間が広すぎると熱がこもらない
体育館と押し入れ
1人で寝るならどっちが暖かいか
想像してみてください

心配なら幕の数を増やすと良いです
フライとインナーの間に
ブルーシートなど入れてみるとか
インナーの中に蚊帳を吊るすとか
幕が増えるだけで全然違います

幕を増やしやすいという点で
ワンポールはやりやすそうですね
ドームは構造複雑なので
何かしらの細工をしないと
シーツや蚊帳を幕に追加しづらいです
ワンポールなら
立てる時に使い古しのシーツでも
ブルーシートでも毛布でも
フライやインナーとポールの間に挟むだけで
いかようにも幕を増やせます
分厚い幕が一枚よりも
空気の層が多いほど保温力は高くなります

厚着して小さなチャコールストーブでもあれば
マイナス5度なんてちょちょいのちょいです
なんなら暖房つけない家の屋内よりよほど暖かい

薪ストーブとか
オーロラとかフジカとか
買わなきゃできないわけじゃない
気分の問題です

私はもちろん薪ストーブ好きですけど
ソロだと無しで行きますね
横から燃料を入れられるネイチャーストーブと
上に置いたヤカンで十分温まります
燃料追加忙しいですケド

ちなみにこれは1月のキャンプです
深夜はマイナス7度くらい


タープ(グリーンシート)とエアベッドだけです

フルクローズにはしました



普通に寝られます

大事なのはカイロと毛布
エアベッドと毛布って最強です
地面の冷気を遮断し
寝袋の上に毛布をかける

電気毛布や電気カーペットがいるのなんて
雪中くらいではと思います

そしてここからは完全に個人の好みですが
風が強くないなら
フルクローズの幕にこもって過ごすより
オープンな場所で焚き火の方がおススメです

晴れた日の澄んだ空気の満点の星空
キンと張り詰めた冷たい空気
静かな澄んだ世界に響き渡る焚き火の音
暗闇の中の焚き火の揺らめきと暖かさ
冬しか味わえない感覚です

焚き火だとリフレクターを
設置するといいって言いますね
別になんでもいいけど自分がいる反対側に
壁や幕を張って赤外線を
自分に向けると良いのでしょう

なんか今回はうんちくになっちゃったけど

最高!


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