キャンプにおける火との付き合い方 〜 炭火編 〜

はるちゃこパパ

2019年11月24日 14:15

こんばんは!
焚き火大好き
はるちゃこパパです!

キャンプと言えば
炭火に焚き火そして火器



ナチュログにいらっしゃるような方々は
よくご存知かと思いますが
炭火も焚き火も
直火調理に1番適しているのは
いわゆる燠火(おきび)ですね

炎がほとんど上がらず
赤く光って強く遠赤外線が出ている状態
上記のような炎があがっている状態ではありません

炎が焼くのは食材の表面だけですが
遠赤外線は食材を中まで温めるため
より美味しくなるというわけです

これ


炎がほとんど上がらず
赤く光っているようなそんな火

炎が上がっていると
焦げやすく表面だけ焼け
家で焼いてもたいして変わらない味になってしまいます

せっかくの炭火や焚き火料理
遠赤外線をフル活用して調理したいところですね!

バーベキューでは薄い肉や小さな魚介類より
分厚い肉や大きな魚介を
燠火でじっくり焼いて食べるのが
1番美味いわけです

早く食べたいはやる気持ちを抑えて
遠火でじっくり長く!

囲炉裏で魚を串焼きするのと同じ
火に直接当てないで少し遠くで長めに焼く!

ところがこの燠火状態は長く維持するのが
なかなか難しい

今日は自分なりのその対策などをまとめます

■ 対策1 高価な木炭を使う

予算が許すならこれが1番確実です
ホームセンターで売っている
500円くらいの安い木炭は
マングローブなどの熱帯植物が材料です

これらは成長が速い代わりに
密度が薄くスカスカのため
いい感じで炎が落ち着いたとおもったら
燠火が短くすぐに燃え尽きてしまいます

ナラやカシなど堅木の炭なら
密度が高いため炎が落ち着いた後も
じっくり長く燠火が続くので
直火調理やバーベキューをするなら
1番長くいい火加減をキープできます

とは言えガチ備長炭は高額
同じくらいの大きさの箱で何千円もします

オガ備長炭や錬成炭は
素材を圧縮していて密度が高いので
割とお手頃な価格でお勧めできます

火がつきにくいので着火錬成炭などで
先に火をつけてからくべると楽ですよ!

■ 対策2 安い木炭は時間差でくべ続ける

とはいえやすい炭や薪で済ませたい
そんな方はバーベキューグリルの端で着火
炎が上がったら
少しずつ隣に触れるように
炭を置いていくと良いです

こうすれば必ず
火が上がっている場所と燠火の場所ができます
火が上がっている場所は
鍋やスキレットやフライパン料理
また湯沸かしなどして
燠火の場所で肉や魚介類を焼けば
美味しく仕上がります

直火食材を常に炎が上がらない場所に
移動するのがポイント

■ 対策3 安い炭では距離を近く

安い炭は燠火の火力が弱く
遠赤外線が遠くに届きにくいです

これがせっかくの燠火を活用せずに
すぐに木炭を追加してしまう原因に!

安い炭主体で済ませたいなら
バーベキューグリルをそれように選びましょう

よく売られている底が深い直方体型のグリルは
堅木薪なら良いですが安い炭には本当は向きません
コールマンのクールスパイダーなどは
直方体で炭と網の距離が遠いタイプ
ウィーバーなんかも炭と網が遠いタイプですね

安い炭を使うなら
底に向かって狭くなっている
逆三角タイプがお勧め

炭火焼のみの目的なら
一番のおすすめは
セラミック板で遠赤外線を補助できる
ユニフレームのユニセラ!
基本的に炭の質をまったく選びません!

本体がお高めで
火に強いテーブルが必要なのもネックですが

次のお勧めは
ロゴスのチューブグリルやピラミッドグリルですね
網が近くて底が狭くなっているため炭も節約

■ 対策4 真ん中山盛り端で焼く

バーベキューグリルを新調するのもなぁという方にはこのやり方が割とお勧め
グリルの真ん中に木炭を山盛りで着火し
炎が当たらないグリルの両端で
じっくり焼くことです
いわば囲炉裏の串焼き方式ですね

斜めから遠赤外線があたることになるので
肉の向きを変えながら満遍なく焼くのがコツ

炎が上がっている真ん中では
湯を沸かしたりスキレット料理や
ホイル焼きなど
炎を遮断できる調理法にすると
無駄なく火を活用できますね!

■ 対策5 竹串を活用する

竹串は良い指標になります
竹串が燃えてしまうほどの炎がや炭との距離は
食材をじっくり焼くのに適さない距離
竹串が焼ききれない場所を探して
じっくり食材を焼くのは良い方法です

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